そえんじのなんとかなるさ

2011年、11月 始めて訪れた 福島県いわき市。着いてすぐ感じたことは 皆さんが下を向いて 笑顔も全くなかったこと。

この頃、ちょうど選挙前で議員さんが街宣車で 応援よろしく とまわっていましたが 皆さん、
「街宣、する暇があったらボランティアに行け！」と怒ってはりました。

それから4年。

2013年頃から皆さんの表情から希望が見え 笑顔も少しずつ増してきました。笑っても目の奥が笑っていない印象でしたが今では笑顔の花もたくさん咲いていました。


被災地を訪れるというより今年はこれまでに会った人に再び会いに、そして不謹慎かもしれませんが旅行に来たような気持ちで来させていただきました。

石巻の商店街では道が綺麗になっていたり 久之浜の海沿いは瓦礫や津波の爪跡が残っていましたが平地になっていました。

あくまでも印象の話しですがマイナスから0になった印象といったらいいんでしょうか。



といってもまだまだ復興が進んでいないところ。そして今から復興の進み具合がどうなっていくか。という問題も垣間見えました。
もし、この災害が東京で起こっていたら一年で復興していたのでは？とかたっている方も。

神戸では2年で景色は元に戻りましたが福島県はまだまだ4年たってもマイナスから0になったなあという印象でした。

精神的な面でも笑顔はたくさん見れましたが 当時のことが今でも夢に出てくるそうで一生背負っていかなければならない精神的なダメージは忘れることが出来ないと語ってらっしゃいました。

福島県のみなさん、そして石巻のみなさん4日間、お世話になりました。


  

朝は塩屋岬へ。美空ひばりさんが病気から復帰され 初めの楽曲。
みだれ髪 の歌詞に出てくる場所。


灯台からの景色は絶景。でしたがここは町だった場所が津波で跡形も無くなってしまったそうです。津波のおそろしさを景色が物語っています。


お昼は ⑦丁目さんと原坂一郎さんと四人でララミュウで演奏してきました。

観光のお客さんも多く 家族連れの方もたくさん。



一緒に踊ってくれたお子さんも。
そして夕方は一郎さんをお見送りし 門ちゃんと⑦丁目さんと四人で温泉に入り疲れを癒し夜行バスで関西に帰ってきました。