そえんじのなんとかなるさ

どんな事でも流れというのがある。
人生にしろ、スポーツにしろ、いろいろな場面で流れに逆らおうとしてもたちうちできない。

野球の試合なんかでも点の取り合いになると最終回まで点の取り合いになったり 他球場の試合も点の取り合いになっていたりする。

舞台なんかは流れに乗れるとスイスイといける。 流れがつかめないと最後まで何をしても裏目に出てしまう。

例えば、これはうけるだろうと用意しておいたネタが冒頭ですべると 焦る焦る。
焦りは緊張となりお客さんに伝わり 取り返そうと頑張ると 余計にすべってどんどんとぬかるみに足をとられてゆく。間も悪くなる。

舞台は 肩の力を抜いて楽しめるとたのしんでいるのが伝わりお客さんも楽しんでくださる。
わかっていても肩に力が入りまた すべる。

野球も同じで肩の力を抜いて打たないとサードゴロや内野フライなんかになる。
肩の力を抜いて 打たないと打てない。

難しいなあ。
肩の力を抜いて頑張る。

いや、肩の力を抜いて頑張らないで ふりきる。

一生 失敗と成功を繰り返しながら歳をとってゆくんだろうなあ。