そえんじのなんとかなるさ

浜の宮の婆ちゃん家に僕が小学四年生まで ゴロという犬がいました。
僕が婆ちゃん家に遊びに行くといつも吠えてた記憶があります。

僕がじいちゃんに叱られて泣きながら家を飛び出すといつも吠えてたゴロは僕の顔を見て気をつかってるのか吠えずに心配そうな顔をしていた気がします。
ゴロという名前はお母さんの妹が野口五郎ファンやったからみたいです。

主食はドッグフード でも僕らの食べ残しなんかもあげてました。ご飯に味噌汁かけて食べてた。 それを見ておいしそうやなあと思い試してみた記憶があります。 笑

あまりドッグフード以外あげるのはよくないんだそうですね。
やがてゴロは激ヤセし、しっぽの大きさも半分くらいになりました。

そして急にいなくなったゴロ。 四日後くらいに少し離れた所で亡くなってました。
飼い主に亡くなる瞬間を見せたくないんやろかなあ。

亡くなってから何度か夢に出てきたゴロ。
そして身近な人、いや身近な生き物が亡くなるってこんな感じになるんかあと初めて感じました。

家の軒下にいつもいてたので二年くらいは婆ちゃん家にいくと今でもいてるような気がして覗いてました。



ってなぜかゴロを急に思いだした今日。ひょっとしたら今日が命日なんかなあ